夏休みのスマホ時間、2学期からどう変える?

夏休みのスマホ時間、2学期からどう変える?

夏休みの後半、「ちょっと夜更かしが続いてるな」「そろそろ立て直さなきゃ」と話し合った家庭も多いはずです。けれど2学期が始まってみると、宿題や部活、友達付き合いも一気に動き出し、せっかく見直したはずのルールが、またなし崩しになっていく——そんな経験はないでしょうか。夏休み中に「立て直す」ところまでは辿り着いても、それを2学期の日常に「持ち込む」段階でつまずく家庭は少なくありません。

目次

生活リズムが崩れたまま2学期に入るとどうなるか

文部科学省が全国の小学5年生から高校3年生を対象に行った調査では、携帯電話やスマホでメールやネットをする時間が長い子供ほど、登校日前日の就寝時刻が遅くなる傾向があることが分かっています。睡眠が「十分でない」と感じている高校生は約3割、中学生は24.8%にのぼり、深夜0時以降に就寝する中学生は22%、高校生では47%に達するという結果も報告されています(文部科学省)。夏休み中にできた夜更かしの癖は、始業日を境に自然に直るものではなく、意識して立て直す必要があるということです。

子供の目線では

子供にとって、夏休み中の「夜更かし」は友達とのオンラインゲームや動画視聴の時間そのものであることが多いです。家族旅行や帰省、部活の朝練など、日中の予定が友達それぞれ違うため、結局みんなが揃ってオンラインに集まれるのは夜しかなかった、ということも夏休みにはよく起こります。それが2学期になったからといって急に「今日から早く寝なさい」と言われても、納得しにくいのは当然かもしれません。むしろ「なぜ変える必要があるのか」を本人が実感できるかどうかが、リズムが定着するかどうかの分かれ目になります。

2学期の今日から、夜→朝→日中の順で立て直す

夏休み中のスクリーンタイム、乱れたルールをどう立て直すかでは休み期間中の立て直し方を扱いましたが、2学期が始まってしまってからでも遅くはありません。一気に全部を変えようとすると、子供にとっても親にとっても続かないため、気づいた今日から、次の順番で段階的に整えていく進め方が実践しやすいとされています。

夜を整える

まず就寝時刻をもとに戻すことを最優先にする。今日からスマホ・ゲームの終了時刻を少しずつ早めていく

朝を整える

夜が整ってきたら、起床時刻・朝の準備の流れを2学期の通学リズムに合わせる

日中を整える

宿題・部活・自由時間の配分を、夏休みモードから通常モードへ最後に調整する。ここが2学期ならではの一番の踏ん張りどころです

いきなり日中の使い方から変えようとすると、夜のリズムが崩れたままなので長続きしません。夜→朝→日中の順で一つずつ積み上げる方が、結果的に早く定着しやすいとされています。

親に知ってほしいこと

  • スマホ・ネット利用時間が長いほど就寝時刻が遅くなる傾向は、文部科学省の調査でも裏付けられています
  • 一気に変えようとせず、夜→朝→日中の順で段階的に整える方が定着しやすいとされています

子供から伝えたいこと

「別に夜更かししたくてしてたわけじゃない。みんな日中の予定がバラバラで、友達とゲームできるのが夜しかなかっただけ。急に『今日から早く寝て』って言われても、気持ちがついていかない」

親子で話してみたいこと

  • 2学期、友達とゲームや連絡をする時間はいつなら確保できそう?
  • 夏休み中の夜の過ごし方で、続けたいところと変えたいところはどこ?

ちょうどいいところを考えるなら

すべてを一気にゼロから戻すのではなく、気づいた今日から就寝時刻だけ少しずつ早め、朝・日中はその後に整えるという段階的なやり方を取り入れている家庭もあるようです。友達とのつながりの時間を完全になくすのではなく、「いつなら確保できるか」を子供と一緒に決め直すところから始めると、無理なく2学期に持ち込みやすくなります。

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