夏休みも後半。「気づけば、ゲームや動画の時間がとんでもないことになっていた」——そんなため息が出る時期ではないでしょうか。学校があるうちは保てていたリズムも、夏休みは生活が緩みやすく、スマホやゲームの時間はどうしても伸びていきます。私たち親も、つい「今日くらいは」を許してしまいがちです。でも、大丈夫。崩れたリズムは、新学期に向けて少しずつ立て直せます。
子供の目線では
夏休み中の子供にとって、いつもより長くゲームや動画に触れられる時間は、単純に「楽しい」時間です。友達と同じタイミングでオンラインゲームに入れたり、普段は忙しくて見られない動画をまとめて見られたりすることは、子供にとって「夏休みらしい楽しみ方」の一つになっている場合もあります。大人が「使いすぎ」と感じる状態は、子供からすれば「せっかくの夏休みなのに」という気持ちとぶつかりやすいところです。頭ごなしに取り上げるのではなく、その楽しさをいったん受け止めるところから始めると、話がこじれにくくなります。
立て直しの3ステップ
まず、今の実態を知る
スマホやゲーム機のスクリーンタイム機能で、実際の利用時間を確認してみましょう。「思っていたより長かった」と、感覚と数字がずれていることも少なくありません。数字を責め道具にせず、親子で一緒に眺めるところから始めるのがコツです。
「禁止」ではなく「時間帯」で区切る
午前中は宿題や外遊び、午後の決まった時間帯だけゲームや動画、というように時間帯で区切ると、全面禁止よりもすんなり受け入れられます。子供自身に時間帯を選ばせると、なお守りやすくなります。
新学期の1週間前から、リズムを戻していく
起床・就寝の時間を少しずつ学校モードに近づけていくと、始業日の朝がぐっとラクになります。一気に戻そうとせず、「昨日より15分早く」くらいの小さな一歩で十分です。
メモ
※スクリーンタイムやデジタルウェルビーイングの設定場所は、端末やOSのバージョンによって異なります。
まとめ
親に知ってほしいこと
夏休みにスクリーンタイムが増えるのは、多くの家庭で起きる自然なことです。「崩れてしまった」ことを責めるより、新学期に向けてどう立て直すかに目を向ける方が、親も子も前を向けます。
子供から伝えたいこと
お子さんの中には、こんなふうに感じている子もいます。
「夏休み楽しすぎて、正直もう新学期のこと考えたくない。それに、自分でもどれだけゲームしてたか正直わかってなくて、いざ聞かれたら答えるの気まずいんだよね」
親子で話してみたいこと
- 夏休み中、一番楽しかったゲームや動画の時間は、どんなときだった?
- 新学期が始まったら、1日のうちでゲームや動画に使いたい時間はどれくらい?
- 朝起きる時間、どのくらいから元に戻していけそう?
話し合った内容を形にするなら
紙に書いて冷蔵庫に貼っておくだけでも十分です。書き込み式の「わが家の今週のチャレンジ表」を用意しました。時間の目安・今週がんばりたいこと・特別な日の決めごとを、親子で相談しながら書き込めます。
関連する用語
- スクリーンタイム — スマホやタブレットの利用時間を記録・制限できる、端末の標準機能。


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