「なんでそんなにSNSばっかり見てるの」と聞きたくなること、ありませんか。禁止するより先に、その人気の理由を子供自身が調べてみる、という自由研究を提案します。方法は難しくありません。友達へのちょっとしたアンケート調査です。
友達アンケートを、データと比べてみる
進め方はこうです。
友達に、使っているSNSとその理由を聞く
質問例:「一番よく使うアプリは?」「何が楽しい?」「1日どれくらい使う?」
集めた答えを種類ごとに整理する
理由や使い方のパターンで分類します。
調査データと比べてみる
世代別に生活情報を得る手段が異なるという調査結果と、自分たちのアンケート結果を比べます。
「なぜ人気なのか」を自分の言葉でまとめる
友達の声とデータの両方から考えます。
モバイル社会研究所の実際の調査では、10〜30代が生活情報を得る手段のトップは「SNS」、40〜50代は「Web・アプリ」、60〜70代は「テレビ」という世代差が報告されています。自分たちのアンケート結果がこの傾向と近いのか、それとも違う結果になるのかを確かめること自体が、データの読み方を学ぶ機会になります。
子供の目線では
子供にとってSNSは「楽しいから使っている」もので、その理由をあらためて言葉にする機会はあまりありません。「なんで好きなの?」と聞かれて、「え、なんでだろう」と一瞬詰まってしまう——そんな場面にもなりそうです。友達に聞いて回る中で、「みんな同じ理由で使っているわけじゃない」ことに気づいたり、自分自身も「なぜ好きなのか」を初めて言語化したりすることがあります。それは、大人が一方的に「使いすぎ」と指摘するよりも、ずっと深い自己理解につながります。
親に知ってほしいこと
「なぜ人気なのか」を子供自身が調べて言葉にできると、使用時間の話し合いも一方的な注意ではなく、理由を踏まえた対話に変わりやすくなります。この自由研究はそのための土台づくりにもなります。
子供から伝えたいこと
「みんなに聞いてみたら、楽しいと思ってる理由が全然人によって違ってて、自分がなんで好きなのかも初めてちゃんと考えた」
親子で話してみたいこと
- 友達はどんな理由でSNSを使っていた?自分と同じだった?
- SNSの「楽しい」と「使いすぎて疲れる」って、どこで分かれると思う?
ちょうどいいところを考えるなら
人気の理由が分かったからといって、使用時間の目安がすぐ決まるわけではありません。まずは「なぜ楽しいのか」を親子で共有した上で、時間の話は別の機会に、データや自分たちの体感をもとに相談する、という順番が現実的です。


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